外国人採用は、人材不足解消の救世主となるのか?

外国人採用は、人材不足解消の救世主となるのか?

image1.png2018年9月の有効求人倍率は1.64倍と、人材不足はますます深刻な状態となっています。
人口減少、少子高齢化進展等、採用環境は悪化の一途。このまま行けば将来どうなるのだろうかと、誰もが危機感をお持ちのことと思います。

先日、パーソル総合研究所と中央大学が、「労働市場の未来推計2030」を発表しました。
これによると2017年には、既に121万人が人材不足となっており、2030年には644万人にまで拡大するという予測になっています。

image2.png現在の東京都の人口が1,375万人なので、その約半数にあたる人員数が不足するのは、大きなインパクトと言えます。

となれば、どう対応していくのか? 気になるところですね。
先程ご紹介した「労働市場の未来推計2030」によれば以下の通り。

1 +102万人 働く女性の増加
2 +163万人 働くシニアの増加
3 + 81万人 働く外国人の増加
4 +298万人  生産性向上

image3.png最大の貢献を期待されているのは、生産性向上であり、これにシニアの増加、女性の増加、外国人の増加と続いています。

ただし、本当にこのようになるのかは、誰にもわかりません。生産性向上が期待通りに進まない場合、どのようにこれを埋めていくのか?シニアも女性も人数には限りがあり、これを埋めるのは現実的には厳しいのではないでしょうか。

報道によれば、政府は外国人労働者を5年間で最大34万人受け入れることを検討しています。より確実に労働力を確保するという視点に立てば、外国人採用を強化していくということが、人材不足問題を抱えている企業の現実的な解決策の一つであるということが言えるのではないでしょうか。

ただし、人材不足を補うといった視点で外国人採用が議論される風潮にありますが、それ以上に大切なことは、外国人採用を単に人材不足への対応と捉えるのではなく、貴重な戦力と捉え、企業の成長エンジンへと育成・活用していくことにあるのではないでしょうか。

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